【夏のピアス穴あけ】本当にNG?膿まないようにできること|看護師が解説・ピアスケア | ピアスケアの理由

夏はピアスが膿みやすい?

夏はピアスが膿みやすい? よくある質問

いま8月に記事を書いているのですが、夏ってピアスが膿みやすいっていう説がありますよね。

でも、私は経験上、ちゃんとケアをしたら季節はあまり関係ないと思うのです。

調べていると、ちょっと古い実験ですが、答えになりそうな研究を見つけました( ..)φ!

ということで、このページでは

  • 傷と気温についての実験報告
  • 夏にピアスが膿みやすい理由
  • ピアスを膿まないようにどうすればいい?
  • 冬のピアスのほうが安全なの?

という内容について、分かりやすく説明していきます☆

スポンサーリンク

傷と気温の関係

傷に最適な温度とは?

ピアスホールはあくまで「」ですよね。

最も創傷治癒経過の良好なのは22 ℃ 群, 次いで32 ℃ 群.36 ℃ 群
最も低下していたのは10℃群であった。

環境温度の創傷治癒に及ぼす影響に関する実験的研究

つまり・・・

22℃が傷が治癒するのに適切
32→36℃と高くなると治癒速度は遅くなった。

ということ。

パッと見ると、真夏の気温は傷の治癒を遅くするという結果です。

でも、患部を温めることは、ホットソークでも知られるように傷を癒す効果がありますよね(‘_’)

暑い=ピアス穴自体は大丈夫

この実験の中でも、同じ室温にしても

  • 傷口の温度を下げると治癒が遅れ、
  • 傷口の温度を上げると治癒が早くなった

と書かれています。

つまり、傷口の温度が高い(37~38℃)ぶんには、治りが悪くなることはないのです。

じゃあなぜ暑いと傷の治りが遅いのか?については

猛暑の中で過ごすことで、自律神経やホルモン、組織の代謝などに悪影響が出た結果、傷の治りが悪くなったのだろうと分析されていました。

つまり、気温自体ではなく、暑さで身体がダメになることが、傷にとって良くないのです(*_*)

今の時代、体力を擦り減らしてまで24時間炎天下で頑張る人はそうそういないですよね・・・

 

ではなぜ、夏はピアスが膿みやすいと言われるのでしょう?

夏にピアスが膿みやすい理由

汗はピアスに悪影響

夏と言えば、ベタベタする汗!

汗は放置すると汚れも溜まるし、雑菌の温床になってしまいます…

また、女性の場合は汗でお化粧や日焼け止めが溶けてピアスの傷口に触れてしまう事も(>_<)

金属アレルギーになる原因物質も、主に汗によって溶け出してきますので、ピアスによるアレルギーのリスクも高まります。

夏のイベントはピアスに負担

夏と言えば、海やプール!

そう、なんとなく傷に悪そうな気がしますよね。

その通りです(^^;

しかも、お出かけが多くなり、汗をかいても対処できない時間が長くなってしまうことも・・・

気持ち、消毒をしている人もいますが、逆効果だと知っているのでしょうか(´;ω;`)?

夏休み=ピアスの無理が多い

そして、夏休みといえば、学生さんがピアスをあけるハイシーズンなのではないでしょうか・・・(^▽^;)

でも、結局部活や登校日があったり、遊びに行くときにピアスを替えたくなって交換してしまったり・・・

きちんと1~3ヶ月ピアスをじっと過ごせる人は少ないと思います。

社会人でもお盆休みを使ってピアスをあけようと試みる人が多いですが、1~2週間での完成は無理があります・・・

そんな、無理なスケジュールフライングでのセカンドピアスへの交換がピアストラブルに繋がっている人はかなりたくさん見かけます(-_-;)

夏にピアスホールが膿まないように…

では、夏のピアス穴あけに関して何に注意すればいいんでしょうか?

答えは単純です。

消毒は使わない

汗が悪いの?となると、消毒をしたくなるところなのですが

  • 消毒は傷の治りを遅くする
  • 汗をかいていると消毒の効果は薄い
  • 消毒液のゴミ自体がバイキンの温床になる

というデメリットが・・・(*_*)

ピアスの消毒液を売るお店では勧められることが多いのですが、冷静に考えると必要ありません・・・

ピアスホールを清潔にする

汗や汚れはピアスホールの大敵。

だからといって、消毒液はデメリットが大きい・・・

単純に、洗い流すことがイチバン適切な対処法です。

汚れや汗が強い場合には、泡を使った洗浄にしてあげてもいいでしょう(^^♪

外出中など洗えないときも、こまめに汗をぬぐう

ピアスホールをぬぐうんじゃなく、ピアスホールに汗が垂れる前にぬぐってあげてくださいね。

もちろん、手でピアスをいじるのは絶対NG!!
回すのもNG!

また、家に帰ったら、シャワーやホットソークなどで汚れを落としてあげましょうm(__)m

涼しい環境で過ごす

涼しい環境で過ごすことは、汗をかくことも少なくなり、体力の温存にもなります。

涼しいと言っても、クーラーガンガンはやめてくださいね(^^;

適温が大切です♪

そして、よく食べて、良く寝て、健康な体をキープしてください☆

実は冬のピアスの方が危ない

冒頭の気温と傷の研究で、あれ?と思った人もいますでしょうか。

一旦スルーしましたが、「気温10℃では、36℃よりも傷の治りが遅い」んです。

しかも「傷口自体の温度が低い方が治りが遅い」

つまり、冬はダブルパンチ((+_+))!

まさか開けたてのピアスホールに耳当てもできないし、マフラーで温めようとすると線維がひっかかって痛いです…

どうしても耳って体のいちばん温まりにくい位置にありますし・・・

特に寒い地域では、凍傷の危険だってあります(>_<)

もちろん、絶対NGの季節なんて無いのですが、夏のピアス穴あけよりも、冬のピアス穴あけのほうが、より気を配ってあげる必要がありそうです。

皆さまも、印象や噂で夏のピアスを嫌厭せずに、ご自分に合った適切な時期にピアスをあけて、適切なケアをしてトラブルの無いピアスホールを作ってあげてくださいね(*^-^*)

タイトルとURLをコピーしました