手術・処置・出産のときのピアスは外す必要があるのか?|看護師が解説・ピアスケア | ピアスケアの理由

手術・出産に透明ピアスを着けても良い?

手術を受けるのにピアスはOK? よくある質問

職業柄なのか、よく聞かれるのが「今度手術(出産)するんですが、ファーストピアスはどうしたらいいですか?」という質問。

医師に聞いてください…と言えばそれまでなんですが

  • どんな理由で着けてはいけないか
  • どんな場合は着けてもいいのか

気になりますよね(>_<)

今回は、手術を受けるときにピアスを着ける注意点について説明します

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多くの手術ではピアスは外す

電気メスでの感電を防ぐ

手術では

  • 電気メスや、止血のために使用する医療器具などの感電を防ぐため
  • 検査でのピアスの反応を防ぐため

体の金属類を可能な限り取り除きます。

可能な限り・・・というのは、ペースメーカーやインプラント金属など、どうしても外せないものがある場合に限って・・・です。

感電により金属が熱くなって火傷を負ったり、素材によっては発火する恐れもあります。

そのため、手術でのピアスは部位が離れていようと禁止されている場合がほとんどなのです。

もちろん、外せない金属に対して医師は細心の注意を払って処置に当たります。

急変時の対応のため

手術で電気メスや検査など予定していないなら大丈夫じゃないの?

と思われる方が多いのですが、手術というものはいつ、どんな急変が起こるか分かりません

ほんの少しの薬剤や、ほんの少しの侵襲であっても、突然容態が悪くなることも考えられます。

急変時にすみやかな処置ができるように、ピアスをあらかじめ外すように言われている人は、きちんと守ってくださいね。

透明ピアスなら着けてもいいの?

急変時に備える必要がある場合NG

感電したり、検査に映ったりするのがダメなら、透明なピアスならいいんじゃないの?と思う人もいます。

でも、本当に急変して、頭を固定したり、チューブ類がたくさん体にまとわりつくようになったら・・・いくら透明でも、ピアスは本当に邪魔なんです(^^;

少しのリスクも避けるべきなのが手術で、医療です。

その点を理解して、医師が指示した場合には透明ピアスであろうと外してください・・・

逆に、急変リスクの無いと判断されるような手術の場合は、許可されることもありますよ。

どうしても…ならシリコンチューブの相談を

どうしてもどうしても・・・という場合には、脱落の心配が少なく、柔軟性があるシリコンチューブの相談をしてみてください。

それでもNGと言われることもあるかもしれません。

そんな時に塞がってしまうことを防ぐためには、せめて術後に早期にピアスを入れるコト。

ただし、同じ太さが入るかどうかわからないので、細いピアスや軟膏も用意しておきましょう。

実際に感電した事例

歯科の電気メスで感電…

って、私の話なんです!笑

歯科で、歯茎の切除?止血?(痛かった(´;ω;`))で、電気メスを使うと言われたので・・・

「ピアス外すのでちょっと待ってくださいねっ」と外そうとしたところ、

「いえいえ、大したものじゃないのでそのままでOKですよ」と言われました。

ふ~ん、歯科の電メスってそんなもんなのかな~と思って油断していると…

突然バチ!!!っと、自分でもわからない間に体が飛び跳ねてました

「えっ!?」と、私も歯科医も衛生士さんもびっくり

結局原因はわからないんですが、かなりたくさん着けていたし、ピアスなんじゃないかな~と怪しんでいます(^^;

チューブが突然発火

これは特殊なケースですが、実際に気管挿管チューブに引火して発火、火傷で亡くなってしまった例もあるんです・・・

原因は高濃度の酸素が投与されていて発火しやすい状態だったこともあるんですが、チューブって透明ピアスでも使われるような医療用プラスチックなんですね。

そのようなものにも、引火してしまうのです・・・・

先程からお伝えしているように、リスクは少しでも下げるのが医療

そのためのルールなので、身を守るためにも、必ず指示は守ってください。

必ず医師に確認してください

何度もお伝えしますが、最終的には手術を受ける人の身を守るためのルールです

例外的にピアスが許可される手術もありますが、多くの場合はNGなことをご理解ください。

自己判断で透明ピアスやチューブを使用せず、必ず医師に確認し、ダメと言われたらあきらめてくださいね(´・ω・`)

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