ピアスホールの軟膏の塗り方

軟膏の塗り方・注意点トラブル・困りごと

案外知られていない、ピアスホールへの軟膏の効果的な塗り方と、使用する期間のめやす

そして注意してほしい副作用などを説明します(*^-^*)

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ピアスホールへの軟膏の塗り方

患部を清潔にしてから塗る

ピアスでは何かと軟膏がオススメされますが、万能薬ではありません。

多くの軟膏基剤はワセリンなどのです。

汚れなどのうえから上塗りしていくことは効果的ではありません。

きちんと、石鹸やお湯で汚れや前回の軟膏を落としてあげることが大切です(*´▽`*)

  1. ホットソーク(やらなくてもいい)
  2. 入浴
  3. 入浴の最後に洗浄
  4. 軽く乾かす
  5. 軟膏を塗る

というのがオススメの順番です(^^)/

ピアスホールに行きわたらせる

軟膏は効果を発揮させるため、しっかり患部に到達させる必要があります。

表面だけの症状であれば、綿棒や清潔な指で表面に塗ればOK。

ピアスホール内部まで到達させる場合は

  1. ピアスの軸に軟膏をつける
  2. 前後にゆっくりスライドさせる
  3. 軸の反対側にも軟膏をつける
  4. もう一度ゆっくりスライドさせる

ことで、中まで軟膏を行きわたらせることができますよ(*^-^*)

ファーストピアスやセカンドピアスで少し軸を余らせるのは、軟膏が塗りやすいからでもあるんですね♪

ベタベタに塗りすぎない

時々、耳にスライムが住んでいるのかと思うぐらいこんもりと軟膏をのせている方が居ますが、ぬればぬるだけ効くものではありません(^^;

軟膏はチューブから指の1関節分の長さを出すだけで、手のひら1枚分をまかなえます。

耳の小さな傷のピアスに塗る必要がある量はマッチの先ほどもありません。

ベタベタにしすぎると、傷の状態が悪くなる恐れがあるので、塗りすぎに注意しましょう。

軟膏はいつからいつまで必要?

ここでは簡単に、共通した軟膏の使い方について簡単に説明します(^^)/

いつから塗るのか?

きちんしたケアをしているのに症状が収まらない時に補助的に使用します。

予防的に塗ることは必要ないので、間違えないようにしましょう。

いつまで塗るのか?

  • 数日で症状が治まった場合
  • 塗り始めて症状が悪化した場合
  • 5~6日経過しても症状が良くならない場合

に軟膏を塗るのを中止します。(医師の判断がある場合は、指示通りにしてください)

ほとんどの軟膏に共通した注意喚起として

5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し,医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。

という記載があります。

軟膏を塗っているのに症状が良くならない場合は、これからお話する副作用の発生のリスクばかりが高まってしまうからです。

もちろん、症状が悪化した場合も同じです。

やみくもに塗り続けないようにしましょう。

軟膏にも副作用がある

また、軟膏には副作用が無いと思っている人が多いようですが、それは違います。

まず、共通して言える事は薬をぬることで

発疹・発赤・痒み・じんましん・乾燥…など(ほとんどの軟膏に共通する注意事項)
の皮膚症状が出た・悪化した場合は使用を中止し、できれば皮膚科等を受診してください。
そして、もうひとつ。
5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し,この添付文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。(ほとんどの軟膏に共通する注意事項)

つまり、症状が改善しない場合はダラダラ塗らない。

また、日本皮膚科学会では

創部に,肉芽形成促進や上皮化促進目的以外の外用薬を併用することの利点は明らかでない.特に,抗生物質(抗菌薬)含有軟膏を使用する場合には,細菌に対して耐性を獲得させる可能性があるために推奨できない

創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン―1 – 日本皮膚科学会

…と、とくに抗生物質軟膏を不必要に使うことへ懸念が示されています。

抗生物質はバイキンを特異的に殺しますが、そのむやみな使用により近年耐性菌が問題になっています。

実はこれ、世界レベルの問題です。

現在、薬剤耐性(AMR)によって世界では年間70万人が死亡しています。このまま何の対策も講じなければ、約30年後には1,000万人が死亡すると予想され、がんの死亡者数を上回る可能性があります。

かしこく治して、明日につなぐ~抗菌薬を上手に使って薬剤耐性(AMR)対策~

耐性菌とは薬の効かない菌のことです。

中にはブドウ球菌のように、普段肌に居るには悪さをしないけれど、静かに耐性菌化している細菌もあります。

傷口においてや、体の弱い人(赤ちゃんやご高齢者)では時に致死的な感染になることも… 感染の有無に関わらず、抗生物質を使う時には必ずこの恐怖の菌の発生が問題になってきます。

 

軟膏に関わらず、ぜひ、すべての人に知っていてほしい問題です。

とはいえ、やはりお薬に頼らないといけないときもありますよね。
必ず「信頼できるDrの指示に従う」、もしくは市販薬でも「薬剤の添付文書をしっかり読み」注意点や使用方法について熟知することが大切です。

軟膏には種類がある

よくピアスには不思議とドルマイシン軟膏がオススメされていますが、これは抗生物質という種類の軟膏です。

ピアスで使われる軟膏には、

  • ワセリンのような軟膏基剤
  • オロナインのような消毒軟膏
  • ドルマイシンのような抗生物質軟膏
  • リンデロンのようなステロイド軟膏

の4つがあります。

詳しい軟膏の種類はこちら

それぞれ、目的を持って使用しないと、副作用や耐性の発生などの重篤な問題が起きてしまうのです。

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