【ピアスの痛み】は保冷材で冷やすのが正解?|看護師が解説・ピアスケア | ピアスケアの理由

痛みは冷やすと楽になる?

ピアスを開ける時・腫れた時は冷やすべき? よくある迷信

ピアスを開ける時や、ピアスホールの調子が悪くて腫れているとき・・・

氷で冷やしたほうが良いのかな?と思われると思います(‘_’)

今回は、患部を冷やすメリットとデメリットを考えながら

  • ピアスを開けるときは冷やさない
  • 急性期の炎症は冷やす
  • 慢性期の炎症は温める

ということを解説していきます(^^)/

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冷やすと体にどんな変化がある?

まず、皮膚を冷やすと体にどんな変化があるのか考えてみましょう。

冷やすメリット

  • 痛みや痒みを感じるセンサーが弱くなる
  • 血管を収縮させる効果がある(=炎症をやわらげる)

冷やすデメリット

  • 凍傷になる危険性がある
  • 冷やしているときは患部の循環が悪くなる
  • 冷やし終わると、温めるために血管が一気に拡張する

ピアスを開けるときには冷やさない

確かに患部を冷やしている間、神経が鈍くなるので痛みを感じにくくなります。

ただ…ピアッサーのピアッシングの際の痛みは本当に一瞬です。

正直冷やすほどじゃありません(^^;

それに、冷やした後には体は患部を温めようと血管を拡張させますので、痛みや出血が強くなってしまう可能性があります。

ニードルの場合は時間がかかるため、冷やしていたのにかえってリバウンドで温まってきてしまいます(^^;

穴あけ中ずっと冷えているようにガンガンに冷たくすると、毛穴がキュッとなり皮膚が縮こまってしまう(硬く感じます)し、凍傷のリスクも・・・(^▽^;)

これらを総合的に考えると、ピアスをあける際に事前に冷やす必要は一切ないどころか、デメリットにもつながりかねないのです(^^;

急性期の炎症では冷やす

ピアスホールを開けて間もなく=急性期では、血管や傷口からの痛み物質により痛みや炎症が起こっています。

患部を冷やして血管を収縮させ、循環を悪くしてあげることで、痛み物質の発生を抑えることが期待できるのです。

とはいえ、循環が悪くなるのはデメリットでもあるので、症状がなければ無理に冷やす必要はありません。

また、火傷もそうなのですが、氷などで急激に冷やすのではなく、流水などでゆっくり長時間、炎症が落ち着くまで冷やしてあげる必要があります。

氷のように冷たすぎると凍傷になる危険があるのでNGです。

ピアスホールにずっと流水を当てているわけにはいきませんので、溶けかけた保冷材にタオルを巻いてもいいし、冷たいホットソークカモミールソルトなどもオススメですよ(*^-^*)

慢性期の炎症は温める

慢性期の炎症というのは、簡単に言えばピアスホールをあけてしばらくしても続くトラブルによる腫れのことです。

この時期には血液細胞たちがピアスホールの傷を塞ぐために一生懸命皮膚をつくったり、バイキンなどの外敵と戦っています。

この時期に冷やして血管を収縮させてしまうと循環が悪くなり、これらの「傷を治そう」とする力が弱まってしまうのです。

この時期には逆にホットソーク温めて循環を良くしてあげることが大切です(*^-^*)

体がいちばん正直です

急性期・慢性期とか言われても、今の私ってどっち?と思われる方も多いはず・・・(^▽^;)

冷やす・温めることによる体の反応、つまり痛みや腫れの変化がいちばんの答えなので、患部の様子をみながら、「心地が良い」対策をとってあげてくださいね(*^-^*)

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