ピアス【膿と浸出液】治らない?対処は?|看護師が考える | ピアスケアの理由

ピアスから体液(膿・浸出液・アレルギー)

ピアス:体液(膿・浸出液・アレルギー) ピアストラブル

同じ汁でも「浸出液」と、「膿」は別物(><)
なんでもかんでもドルマイシンを塗らないで!
参考 軟膏の怖さについて

パリパリとったりもしないで!
(私も取っちゃいますけど、笑)

「体液」を見極める目安と対策を解説します(*^-^*)

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アレルギー反応

サラサラ透き通っている(薄黄色)乾くとパリパリ。痒い・赤いことが多い

●アレルギーの可能性

※ちなみに、アレルギーじゃなかったとしても、トラブル時には発症しやすくなるので、安全な金属に変えておくことは絶対に必要です!

​【対策】

参考 金属アレルギーの予防と対処

​浸出液・血液

透き通っている(白~薄黄色)痒みナシか軽度。乾くとパリパリ。血液が混ざることも。

●傷を治す反応(浸出液:詳しくはこちら
●バイキンと戦ったあと。

近頃、「傷パワーパッド」で知られるようになりましたが、傷は「適度な湿り気」の中で治っていきます。

その「適度な湿り気」を作り出す一つが「浸出液」です( ..)φ

そして「傷を治せ~~~」と指令を出す物質(サイトカイン)が含まれています(*^-^*)

パリパリと取ってしまうと、傷が広がってしまうのでNG。

気になる場合はホットソークやお風呂でふやかすと、自然に剥がれていきますよ♪

 

【浸出液が出た時の対策】

★ありがちNGポイントチェック★
□ ピアスの頻繁な付け替え
□ クルクル回している
□ 消毒をしている
□ 睡眠中ひっかける
□ ついつい触ってしまう
□ ピアスが大きい・重い
□ ピアスがキツイ(圧迫)
□ 輪っかのピアス(CBRやフープなど)
□ ピアスを太くした

抗生物質は不要です。
参考 軟膏の怖さについて

適切なピアスを選ぶときにはこちらの
参考 セカンドピアスの選び方
も参考にしてください(/・ω・)/

また、軽いピアスを選ぶときには
参考 素材別の軽さ比較
を参考にしてくださいm(__)m

濁っている(黄~黄緑)乾かずネトネト。痒い・腫れる・血が混じることも

●細菌感染により化膿している可能性大。

よく、「バイキンが入った」から感染して化膿していると思われがちで、消毒をしてしまいます。が、実はバイキンはそこら中にいて、ただ存在するだけでは悪さはしないのです。

感染(化膿)は、「汚れをため込んでしまったせいで、バイキンが増えて、周りの細胞がやられた」状態。

つまり、
① 菌のエサ=「汚れ」を除去
② 細胞を元気に保つこと

が大切なのです(*^-^*)

​【感染(膿)の対策】

  • 耳の適切な洗浄をする(通常は1日1回)
  • 無駄に触らない
  • 無駄に消毒しない
  • 耳を触る手は清潔に
  • 余裕があればホットソーク
  • 酷い場合は抗生物質の検討
  • 病院受診が最速。

消毒は、Drの中でも賛否が分かれるところです。

しかし、時代の進みと共に確実に「消毒しない」方針へ進んでいます

当サイトでは、私自身の経験と、病院で行ってきた治療から、たとえ感染であっても「器具の消毒」はしても「傷の消毒」は百害あって一利あるかないかとしています(´・ω・`)

だって、さっき言ったように、バイキンのエサを洗い流せば、自然にバイキンは居なくなるんですもん。

しかし、皮膚科学会の創傷ガイドラインでも「感染が成立した状態では多少の組織障害を犠牲にしてでも消毒を行い,感染を抑えること」があると記載されているように、場合によって消毒をするかもしれません。

その時の注意事項です。

消毒液を塗布したら,殺菌にはある程度の時間がかかることを理解し,数十秒~数分間待つ.創部と消毒液が十分接触した後,付着している消毒液を洗浄してぬぐい去る.こうすることで,残留している消毒液による宿主に対する細胞障害を最小限に食い止めることができる.

創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン―1 – 日本皮膚科学会

消毒液はすべて、「細胞毒性」=健康な細胞にも害があります(´・ω・`)

しかも、それ自体がバイキンのお家やエサになってしまうので、消毒のあとは洗い流すことが推奨されています。

ちなみに、アフターケアでの消毒は絶対に推奨しませんが、JPSのピアスジェルも使用後に洗い流すことが表記されています。

​体液の塊はどうすればいい?

基本的には放置。ホットソークやお風呂で除去です
(ただし!金属アレルギーでは悪化するのでNG、ピアスを交換してから!)

​●浸出液と血液

カサカサ渇き、カサブタの役割をしています。
傷を守っているので、無理に剥がすと傷の広がりや感染の原因になります。
しかも、体液の中には傷を治す成分がたくさ~~~~ん含まれているんです!
しばらく様子を見ていれば、新陳代謝で下から皮膚が出来て自然に剥がれます

​●膿

ネチャネチャします。これは体液じゃないので、汚れと同じで放置はNG。
ホットソーク泡洗浄、シャワーで優しく除去しましょう。

ただし無理に押し出さないで
できる場合は細いピアスに変えて、スキマから膿が出れるようにしてください。

​​​※腫れや猛烈な痒みがある場合は、そっとしながらも、感染を起こしていないかしっかりみていきましょう。
治らなければきちんと病院で対処してもらうことが先決です。

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