医療用樹脂ピアスの種類と選び方

透明ピアス①プラスチック 種類編透明ピアスについて

透明ピアスはファーストピアスに使えない?癒着する?膿むって本当?
つけっぱなしはNG?毎日交換しないといけないの!?

など、便利な反面、不安要因もたくさん噂される樹脂ピアス。

今回は「医療用プラスチック」の種類と特徴について、少し詳しく解説していきますね(*^-^*)

今の自分に適切な素材簡単に知りたい人は「透明ピアス比較」へ
透明ピアスの比較、見比べ、全体横から.
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医療で使われるプラスチック

ポリプロピレン

ピアチェーレやぷりぴあの素材

【ピアスの説明に医療用で、点滴の留置針と同じ」と書いてあるから大丈夫なんですよね?】と聞かれたことがあります。

例えばピアチェーレやぷりぴあで使われている医療用ポリプロピレンについて調べると、点滴のボトルや、注射器、薬のパッケージなど、ほとんどが「使い捨て」の医療機器に使われています。

生体適合性がいいので、縫合糸にも使われていますが、脆弱性が問題だという先生もおられます。

確かに「留置針」と言って、しばらく刺したままにする点滴に使われていることもありますが長くても3日で抜去するものですので、長期間大丈夫という根拠は今探しているところです。。。

そんな私ですがポリプロピレンの100均ピアスを長期使用してファーストピアスの時期を乗り切ったことも何度もあるので、絶対的な悪ではないです。

特徴としては、とにかく軽いんです!

なので、肉芽などでお耳をお休みするときにはかなり役立ちますね☆

また、繰り返しの折り曲げに強い、値段が安いので手に入れやすいメリットがあります。

シリコーンゴム

れっきとした(?)医療現場においても、ピアスと同じように「体に穴をあけて管を留置する」ケースがあります。

それは、お食事が上手に食べられないときに胃に直接栄養を送るために穴をあける「胃瘻(ろう)」や、呼吸が上手にできないときに気管へ管をつなげる「気管カニューレ」です。

よく使う医療機器メーカーの素材を調べてみました。

「胃瘻」「気管カニューレ」に使われている素材は「シリコーンゴム」でした。
(※皮膚や皮下組織とくっつく部分の素材)

他にも、医療で使うチューブ類や、美容整形分野など、柔らかさを活かした場所で活躍しています。

特性としては、柔らかさのほか、耐熱性がある(暑さ寒さに強い)こと、「お水との親和性が高い」つまりぴったりくっつきやすいということなどが挙げられます。もちろん生体適合性はバッチリです。

軟らかいので、肉芽の時に大活躍しますが、「湿り気」がありすぎるピアスホールには向かないかもしれません。

※ピアスの会社さんが、すべての樹脂=シリコンだと思い込んでいるケースが多々あります(^^; 素材の詳細など、念のため確認してから購入してください!

フッ素樹脂

ちなみに、腕などの血管に短期間点滴を刺したままにする「静脈留置針」や、太い血管に中長期使用する「中心静脈カテーテル」というものもあります。

「静脈留置針」や「中心静脈カテーテル」は「シリコーンゴム」「ポリウレタン」「フッ素樹脂」でした。

フッ素樹脂はチューブ類のほか、色々な機械の「コーティング」によく出てきます。フライパンも、フッ素でコーティングされていますね(*^-^*)

くっつきにくい」非粘着性はもちろん、耐熱性も抜群。
吸水率も0なので、高湿環境下の使用にはうってつけだということです。
ほとんどの薬品に対して反応することがなく、もちろん生体適合性もOK。

ポリウレタンの透明ピアスは見た事ないのですが、シリコーン・フッ素樹脂は種類は少ないですが透明ピアスでも存在しますね(^▽^)/

※ピアスの会社さんが、テフロン=バイオプラストだと思い込んでいるケースがありました(^^; 素材の詳細など、念のため確認してから購入してください!

シリコーン・フッ素樹脂のピアッサーは無いの?

じゃあなぜピアッサーはシリコーンゴム(樹脂)・フッ素樹脂じゃないんでしょう。

それは、ピアッサーは「ピアス自体で穴を貫通させる」ための強度が必要だからです。

シリコーンもフッ素樹脂も柔らかいため、耳に穴をあける力が無いのです。

そのため、ピアッサーでは一番初めに説明した「ポリプロピレン」や、今から説明する「ポリカーボネイト」という素材が使われていますm(__)m

ポリカーボネイト

セイフティピアッサーの素材

調べると、良く使う「静脈留置針」の、看護師側に来る「持ち手」の部分とかに使われていました。あとは、歯科矯正の留め具。

医療用の本格的な滅菌方法には耐えられないので、周辺機器でよく使われるそうです( ..)φ

特徴は、耐衝撃性が抜群に良いこと。
ただし、耐疲労性といって、繰り返しや長期間の荷重には弱いそう(´・ω・`)

一発屋さんなのですね!

ちなみに、耐熱性にも優れています。

ナイロン

医療現場では、縫合糸、血圧計などの部品、点滴のフィルターなどに使われています。

ナイロンは特に種類によって特徴が様々なのですが、曲げ伸ばしや、衝撃に多く耐えられる性質があり、機械によく使われています。

吸水性があり、高湿環境下の使用は向いていないそうです。

バイオプラスト

結論から言えばバイオプラストは今いちばんピアス業界のなかで「怪しい」素材だと思っています。

バイオプラストを、この素材の説明の中に並べていいのか、とても迷います。

「ナイロン」や「ポリプロピレン」というのは、素材の名前ですが、「バイオプラスト」は商品名のようなのです。

食品で使うラップの素材「ポリ塩化ビニリデン」に対して、「サランラップ」が商品名、というニュアンスです。

Googleでも、医療職者向けの販売サイトでも、検索すると歯医者さんの入れ歯や歯形の商品名しか出てきません。

「バイオプラスト」という素材は無いのです。

商品としてのバイオプラストについて調べて行くと、素材は

「エチレンビニールアセテート」という「熱可塑性合成樹脂」つまり、プラスチックです。

ポリプロピレンよりは柔軟性・弾力性にすぐれていて、天然の澱粉(でんぷん)から出来ているので、生分解する(環境中で分解する)ために、環境に優しい素材として注目されています。

が、ピアスを着ける際に優れていると思う要素は特段、みられません(^^;

ピアスショップの説明を見ていても「シリコン素材/バイオプラスト」とか、「アクリル … バイオプラスト」とか、ばっかり(´・ω・`)

アクリルなのか、バイオプラストなのか|д゚)

シリコンなのか、バイオプラストなのか|д゚)

どっちやねん!

という状態です。

つまり、ピアス販売会社も素材の意味を理解できていないのですね。
そんな商品、買いたくない…のは私だけでしょうか。
非常に残念です。

本当にバイオプラストと同じ素材であれば、比重は0.95とポリプロピレン並みに軽いので、ピアスの重さの負担はかなり軽減されますから、肉芽などにはうってつけです☆

医療現場ではあまり使われないけれど…

ガラスのピアス

樹脂のデメリットは無いが、種類が少ない

ご覧いただく通り、太さは選べても精密ではなく、長さに至っては選べません。

樹脂と違い硬質で、素材の劣化は考えなくてもいいですが、長さを選べないことはネックです。また、重さは少し重たいです。(金属よりは軽いです)

短いと、手入れがしにくいだけでなく、圧迫によって腫れ埋没のリスクとなってしまいます。

とはいえ、長ささえ合えば、ツルツルでピアスの付け外しがしやすく、劣化もないので長期間ストレスなく装着できて、見た目も透明感が最強にクリアなので、透明ピアスの中では断トツで優れた素材だと思っています。

ちょっと高いですけどね(^^;

実際樹脂ピアスはどうなの?

私も樹脂ピアスはなんとな~く抵抗があったのですが、ピアスに慣れてきてからは、普通に100均のポリプロピレンのピアス(たくさんはいったやつ)をファーストピアスがわりにして問題なく完成したホールもいくつもあります(^^;

逆に、はじめてあけた純チタンコーティングのピアスでは、きちんとしたケアができていなくて散々な目に遭いました(´;ω;`)

金属アレルギーや、ピアスの重さに関しては素材のせいですが、感染しやすさや癒着、その他のトラブルについてはいちばん大切なのは「ケア方法」です。

金属アレルギーの人は

上にあげたような樹脂やガラスのピアスを使うほか、サージカルステンレスやサージカルチタンと呼ばれるような、かなりアレルギーを起こしにくいように加工がされた金属を使うこともできます。

詳しくは金属アレルギーのページをご覧ください(*^-^*)

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