ピアスホールの洗浄法

基本的な【洗浄】の方法。ピアス穴あけ

ピアスホールの洗浄の基本は「やさしい流水でしっかり洗い流す」ことです。

ただ、皮脂汚れやシャンプーなどには石鹸が役立つので、石鹸を使うこともあります。

そして、開けてからの期間やトラブルの具合によっても、洗浄方法は変わってきます。
私たち看護師が病院で傷を洗う時の方法をベースに説明していきますね

ドウゾ(*^-^*)

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洗い方

お風呂には普通に入れる

湯船に浸かってもイイ!

ピアスをあけてから、特に当日はお風呂に入れない?
と思っている人も居るみたいです。
心配なら入らなくても良いと思いますが、あけた直後ホヤホヤでなければ入ってもOKです。
参考 ピアス開けたあとのお風呂は?

ただし、ひっかけないように十分注意してくださいねm(__)m

1日に2~3度洗うという人もいますが、洗いすぎは体に居る「良い菌」や、傷の治りを良くするための必要な体液まで流してしまいます
特別に汗をかいたりしない限り、皆様のお風呂のついで、つまり1日1回で大丈夫です。
手術のあとだって、1日何度も洗いません・・・
もちろん、朝シャンと夜風呂をする人は1日2回になってもOK。

​お風呂の最後にシャワーで優しく流す

シャワーで優しく流す

お風呂には普通に入っても、やっぱり湯船のお湯や入浴中の汗だってかきますよね。

また、シャンプーやらなにやらがお耳にかかっていると思います。
必ずすべて洗い終わって、お風呂を出るときに、優しいシャワーで流してあげてくださいね。

動かすなら、慣れてきてから

ピアスを開けたばかりから動かして洗う人が居ますが、無理に動かすと、穴の中に泡が残って逆効果に...泡が残ると雑菌が繁殖する原因になります。
また、動かすことで摩擦が起きて傷の治りが遅くなります...

動かすとしたら、慣れてきたころ(1週間~1か月と人によります)に、様子を見ながら。
少なくとも、回す必要はありませんので(^^;

動かすとしても、泡を落とした後、シャワーをかけながら

あ。
もちろん完成しきったへっちゃらホールはガシガシ洗ってOKです、笑

ピアスは着けたまま?

これは、時期や状態によって若干変わってきます(*^-^*)

ファーストピアスの場合

ピアスは着けたまま普通にお風呂に入ります。

まだまだ弱い傷口なので、過度に動かしたり、特に回したりするのはNGです。

セカンドピアスの場合

安全なセカンドピアスをつけていることが前提ですが、塞がる可能性のある人はお風呂はピアスを付けたまま入ります(^^)

塞がらないことが分かれば外してあげてもOKです。

セカンドピアスの時期(ピアッシングから1ヶ月頃〜)は、ピアスホールの中の皮膚が強くなってきており、新陳代謝により垢なども溜まってきます。

先程お伝えしたように、痛みがなければ、様子を見ながらピアスを動かしてホールの中を洗ってあげてもいい時期です♪

完成後のホール

塞がらないくらいに完成したホールは綺麗に洗わないとめちゃくちゃ臭くなります(^◇^;)

ぜひしっかりと洗ってあげてください。

ピアスは付けっ放しのものをしていてもいいですが、付けっ放しにするとしても、時々外して耳とピアスを洗ってあげるとGOOD。

案外汚れが溜まってる!という事もありますよ(><)

石鹸は無理に使わなくてもいい

創の洗浄においては十分な量の生理食塩水や蒸留水,水道水を用い,治癒を遷延させる原因物質をしっかりと洗い流すことが重要となる

創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン―1 – 日本皮膚科学会

つまり、傷口に対して「基本」は石鹸は使わなくてもいいんです( ..)φ

怖がってほんの少しのお湯だけ、熱すぎるお湯、お水・・・なんかは逆効果。

緩いけれど、シャーーっとなっている程度の適温シャワーが、良いんです。

汚れが気になる場合は泡洗浄

泡で優しくこすらず洗浄

やっぱり汚れが気になる・・・リンスがベタつく・・・流水だけだと汗が落ちない(^^;
そんなときは、泡洗浄♪

皮膚の強さや汚れ具合によって、毎日でも、時々でも。

ボディソープや洗顔をモコモコ泡立てて、優しく乗せます。
もちろん洗浄のあと、泡はしっかり流してください

こすらなくてOK泡でフワフワしてください(^▽^)/
ピアスを動かしたり、泡を何分か置くという間違った情報もありますが、トンデモナイ。
10~20秒でOK!

洗い方も、色々研究されてるんです。笑

湯船には浸かってもいい?

お風呂は普通にOK・・・と言っても、やっぱり湯舟はすこし雑菌が気になりますよね。

じつは医師によって意見が分かれるところ。

ちなみに私は帝王切開の手術のあとは、抜糸が済んだ時点で「湯船に浸かってもイイよ。」と言われ、傷を縫った時には抜糸もしていませんでしたが「きれいな湯船なら、シャワーで最後に流せば大丈夫だよ」と言われました(*^-^*)

著名な先生や大きな病院ほど、湯船OKと言われます。

そりゃそうです、だってシャワーから出る湯も、湯船の湯も、はじめは同じ水道水

つまり、湯船は絶対NG!ではなく、できるだけ清潔なお風呂(残り湯などは避けましょう)に入るようにすれば大丈夫。

心配ならお湯に浸けないようにすればいいし、もっと心配ならシャワーだけにしておきましょう(^▽^;)

水分は優しく、ふんわり除去

ドライヤーはナンセンス

傷をイチイチ乾燥させる時代はもう終わりました。

ドライヤーで乾かしたり、綿棒で擦って拭き取ったり...は不要です!

そんなに頑張らなくていいし、そんなに刺激しないでくださいね(^^;

刺激しないように、ふわっと水分除去してください。

洗浄ポイント

ホットソークするなら入浴前がオススメ

ホットソークは、耳をあたためて循環をよくし、汚れなどをふやかして浮かす効果もあります。
万が一、傷に余分な塩っ気が残っては良くないので、お風呂の前に済ませて、そのままお風呂で塩と汚れを落とせば、色々とスムーズに済みます♪

軟膏を塗るなら入浴後がオススメ

もし軟膏を使用している場合、入浴後がオススメです。

キレイな状態で塗らないと、汚れを薬で閉じ込めることになるからです(´・ω・`)
ちなみに、お薬使用中はより丁寧に洗ってあげてください。
お薬は油(ワセリン)に溶けていますので、汚れが溜まりやすいんです。
参考 軟膏の種類について

石鹸は優しいものを

時々「薬用せっけんを」とか「殺菌力の高いハンドソープを」という指導を見かけます。
お耳がそれに耐えられるならいいのかもしれませんが、洗浄の目的は「殺菌」ではありませんので薬用も殺菌力もいらないんです。

どのような種類の洗浄剤あるいは石鹸が創傷治癒において優れているかについては報告がない

創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン―1 – 日本皮膚科学会

つまり、「このせっけんが良い!」なんて誰もわからないのです。

ただ、消毒するわけではないので、肌の負担になってはいけません

ということで…
シンプルで優しい、できれば弱酸性のものがイチバン。

さいごに

なぜ洗浄が良いの?

傷ではなく、床ずれのお話なのですが、石鹸を使うことで傷の直りが早くなったという研究結果があります。
一般的に病院でも泡で傷(の周囲)を洗浄することが多くなってきました。

ちなみに、石鹸の種類が何が良いかという検討は今のところされていないので、皮膚の健康な状態を崩さないように「低刺激」「弱酸性」できれば「無香料」のものがいいとされています。
もちろん、肌に合えばその条件に必ずしも沿う必要はありません。参考図書にもよりますが、泡は汚れに10~30秒程度接触していれば十分汚れを包み込むことができるとのことなので、数十秒だけ待ってから洗い流すのがいいと思います。

洗浄の温度ですが、冷たすぎると血管が縮んでしまい循環が悪くなります。
そして、冷えた耳を温めようとこんどは血管が拡張して痛くなったり赤くなったりしてしまうので、場合によっては好ましくありません。
また、極端に熱くなってもタンパク質が壊れてしまいますし、熱を持っている場合は悪化の原因にもなります。

水の量に関しては、十分な量でないとしっかり泡や汚れを流せません。
水圧も、高すぎると傷口の負担になりますし、弱すぎても肌の上をすべるだけでしっかり汚れを落としません、優しいシャワー程度が適切です。

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